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2005年12月 3日

<イキナリですが、『波動砲』> 後編:波動砲

さて、お待たせしました(待ってねぇ)の後編です。
今回は『波動砲』そのものについての解説であります。

《波動砲操作便覧》(抄)
地球防衛軍本部広報局編
『波動エネルギー・その理論と応用』より

● 概説
 波動砲とは、一般に知られている通り、波動エンジンからの波動エネルギーを、発射口から強制噴出させ、強大な破壊力を得る事の出来る兵器である。
 波動エネルギーとは、波動エンジン内のタキオン粒子波動により、局部的に発生した閉鎖亜空間によって産み出されたエネルギーであり、それはこの閉鎖亜空間自体、ひとつの小宇宙と仮定できるため独立した宇宙の持つ単位エネルギーに匹敵するエントロピーを維持している。
 空間とは、独自の特異性をそなえたエネルギーの集合であり、通常その特異性にしたがった質量を持って存在する。しかし波動エンジン内の閉鎖亜空間は、絶対光速度に束縛されず、時間を遡行して進むタキオン粒子の位相をコントロールする事によって作り出された小宇宙であり、その曲率半径はマツモト・ホルストハイムマンの解に従って内側にのめり込み、すべてのエネルギーは波動の形でのみ存在している。
 この波動エネルギーは、重力波、電磁波、素粒子波の複合した次元波動であるが、その80%はタキオン粒子波動である。したがってこの波動砲を受けた標的は、力学的衝撃に加え、空間的、時間的衝撃が浴びせられ陥没した時空局面の中に埋没してしまう。その影響は、標的周辺の空間にも及び、ヤマトクラスの波動砲で約6千万立方キロの空間にまで被害を及ぼす事が可能である。

● 使用の決定
 概説でも述べたように、波動砲の破壊力は、ほぼ究極的なものであり、又その原理が宇宙存在の本質的な問題に関わるだけに、地球連邦政府により、その安易な乱用はきつくいましめられている。波動砲の使用は、原則として中央司令部の許可が必要であるが、辺境宇宙空間において作戦行動中には、実際的にその手続きは不可能であり、すべての判断は艦長にまかせられる。艦長は標的の規模、波動流が起こす2次影響などを統合的に考慮の上、不可避のばあいにのみ波動砲を使用する。

● 波動砲の物理的制約
・ ワープ直後などの場合で、波動エンジン内圧力が40%に満たない場合。
・ 艦体に物理的ダメージがあり、発射のショックに耐えられないと判断される時。
・ 発射機構、及びエネルギー伝導管異常があり、エネルギー漏洩の恐れがある場合。
・ 艦体の微制動操縦が不可能な場合.。
・ 砲口内に異物のある場合。
以上の場合、波動砲を使用する事は出来ない。

● 発射操作
・ 艦長は、波動砲使用の決断と同時に、統合管制パネルの動力集中制御ダイアルを、波動砲発射態勢に切換え、全員に波動砲の使用を宣告する。
・ 機関長は主推進制御弁を閉じ、主推進機関を停止する。以降の航行は補助推進機関によって行う。
・ 艦内総合送電パネルの、2次系統から4次系統までのスイッチを切る。これは発射後、波動エンジンが停止してしまうため、再発動のための補助動力として、電力を残しておくための処置である。
・ 波動エンジン内のエネルギー弁をすべて閉鎖。波動エンジン内のエネルギー充填率が80%に達するのを確認。
・ 波動砲への回路を開く。波動エネルギーはエネルギー電動間を伝って波動砲薬室内に流れ込む。
・ 強制注入機作動。薬室内圧力が発射点の120%に達するのを確認。波動砲薬室は突入ボルトと連動しており、発射には力学的手段を用いるため、約20%のロスが見込まれる。そのため、完全な状態で作動させるには、最低120%のエネルギーが必要となる。
・ 安全装置の解除。波動砲には4段階の安全装置があり、薬室内の圧力増加にともなって、第一から順に解除してゆく、圧力が120%に達した時点で、最終安全装置である薬室尾栓部のセイフィティロック・ボルトが引き込み、何時でも発射可能な状態になる。
・ 艦の操縦をチーフ・パイロットから波動砲射手に移譲。
・ 射手は、波動砲トリガーを火器管制コンソール手前にセットし、トリガーのロックを解除し、遊底を引き出す。
・ ターゲットスコープをオープンし、電影クロスゲージの明度を20にセットする。
・ 舷側の制動ロケット、及び補助推進機関を操作し、ターゲットスコープの軸線上に標的を乗せる。
・ 対ショック、対閃光防御を全員に指示。直接外を見ている者は、閃光防御グラスを装着する。発射の衝撃で艦は一時後退するため、そのショックにそなえる。
・ 波動砲発射口の多重シャッターを開口。
・ トリガーを引き絞る。発射桿の遊底が前進し、同時に突入ボルトが薬室尾栓部に突っ込み、薬室内のエネルギーは軸線にそって直進。発射口を出て目標に到達する。

 さて、これだけのプロセスを経て発射される『波動砲』ですが、その破壊力には諸説あります。
実績としては木星の浮遊大陸(オーストラリア大陸程度の規模)を楽に吹き飛ばし、ガミラス本星の岩盤(約16キロ)を粉砕しておりますけれども、一説によると
『惑星を吹き飛ばすとなるとヤマトも無事ではすまない』(石津 嵐:著 《宇宙戦艦ヤマト》)
との発言があります。しかしこれは惑星の構造と、よほど当り所が良くなければ無理の様ですし、自分が余波でやられてしまっては意味がありません。
ヤマトクラスの波動砲ならば、北米大陸程度の物体を破壊できるのがMAXと見なしておいた方が良いでしょう。
この波動砲はその反動も強烈だと想像できますが、これを吸収?するのに『重力アンカー』を使用している事が確認できます。(『宇宙戦艦ヤマト2』12話)
では、この『重力アンカー』とはいかなる物か?単純に錨の形をしているものではないですね。(笑)
まず考えられるのは、ヤマト艦内では人工重力を発生させている、と言う事実。これは《宇宙戦艦ヤマト -永遠のジュラ編-》にて確認できます。つまりこの重力アンカーとは、この人工重力を波動砲の発射方向とは逆の艦尾方向に向けて一時的に集約して効かせる事で、波動砲の発射の反動を相殺しているのだと思われます。
この『波動砲』(だけじゃないですが)については色々とつっこみどころ満載なのですが、今回はこの辺で。

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