<模型誌の老舗が…>
昨年の映画《男たちの大和》に絡む“大和ラッシュ”もそろそろ沈静化してまいりましたかね?
振り返ってみれば、あの《ホビージャパン》誌までが大和に手を出した(同誌は模型誌ですが、今はほとんどガンプラ&キャラ専門誌)程ですから、ある意味模型&出版業界では“大和景気”ってのがあったのかな?
それはさておき模型誌の老舗、スケール路線(リアル指向)の雄(のはず。カッコが多いぞ!)
《モデルアート》誌からも出ちゃいました!↓
そりゃぁね~、期待するよね。
最近では《艦船模型スペシャル》の作例も、仲々のレベルだし。
(ハズレも多いけど…) (ーー;)
何つったって、スケールモデル一本槍で今まで生き残ってきた雑誌ですからね。
…がっ! (以下誌面から抜粋&ツッコミ)
『製作ガイドテーマ・1』
マスキング云々の解説ご苦労様。初心者向けですか?でも初心者がイキナリ噴き付け塗装するもんでしょうか?
『製作ガイドテーマ・2』
“ベテランモデラーが辿り着いた究極テクニック!”とか言いながら初心者の方にも出来るように…って、ズレとりゃせんかね?おまけに金属パーツに交換してる砲身までズレてますが。
『製作ガイドテーマ・3』
タミヤの1/350を“素組み”かいっ!
『思い出の名作《大和》キット』
うんうん、増刊号ならこう言う本誌(月刊)でやれない企画上げるよね。って、ストレートに組んで触りだけ紹介してオシマイって。。。(汗)
『高橋ヤスヒコが作る1/250大和』
はい、このヒトが作ってるってだけでこの記事はスルーします。自分とはどうも作風が合わない。加えてあまりメジャーではないキットで記事1本ですか、そーですか。
(;一_一) (;一_一) (;一_一) (;一_一) (;一_一)
もうね、2005年5月号の《余りにもレベルが低くて無残な作例として模型誌上ワースト1に輝くであろう》ニチモの1/200大和を自画自賛で掲載した時点で“モデルアート社の大和”には期待してはいけなかった…
とにかくこの本の値打ちは1/500の図面だけですな。
岡本好司氏の図面3枚で1,800円かぁ、安いかも(笑)
如何な“大和フリーク”と言えど、この本は
『さぁ~て、いっちょ大和のプラもでもつくってみよっかー!』
と言う初心者サン以外には
必要ないでしょう。
無くても困らない本です。
どうせ1,800円出すなら、
巡洋艦のキットでも買って自習する方がマシ。
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